悩み多く・・・。
コロナ窩が終息し、かつての外来の形態が戻ってきた昨今、改めてヒトを診る難しさを感じています。振り返れば勤務医時代の医療は単純でした。病院では病気を治すことが最大の使命であり、換言すれば医学だけで事足りていたのです。ところが町医者として患者と対峙するようになると、医学だけでは全く歯が立たない現実に苦悩します。他領域の学びを怠ってきたことが一因と考えて、十年前から思想史や人類学など医学以外の領域に学び、医学とは別の角度から人間を見つめ直す視点を養ってきました。しかし現在でも、自分が提供している医療はおよそ理想とは程遠く、満足できない段階に留まります。悩みが尽きない臨床の日々が続いています。
【院長】宮下 琢 (ミヤシタ タク)
昭和62年 | 愛媛大学医学部医学科 卒業 | |
平成元年 | 帝京大学医学部第二内科 入局 | |
平成19年 | 宮下内科医院 開設 | |
平成21年 | (株)電通国際情報サービス 専属産業医 | |
平成30年 | 国税庁税務大学校 健康管理医 | |
令和6年 | 電通総研 産業医 |
平成4年 | 日本内科学会 総合内科専門医 | |
平成9年 | 日本感染症学会 感染症専門医 |
平成9年 | 博士(医学) | |
平成31年 | 修士(仏教学) |
宮下院長指導の下、看護師4名、受付5名のスタッフが交代で
チームプレイを発揮し、診療のお手伝いをさせていただいています。
何かございましたら、お気軽にお声掛け下さい。